■脳卒中の治療
脳梗塞の治療1

超急性期の脳梗塞には、発症から4.5時間以内であればt-PA静注療法が可能です。これはt-PAと呼ばれる血栓を溶かす薬を点滴し、詰まった血管を再開通させる治療方法です。2005年に認可されたこの治療により、元の生活に戻れる患者さんが増えました。しかし、発症からの時間や既往症などの制約で使用できないケースもあります。

近年では、t-PA使用で効果を得られなかった方、t-PAが使用できる時間を過ぎてしまった方を対象にした血栓回収療法が注目されています。

血栓回収療法とは、脳の太い血管の中に詰まって血流を止めてしまっている血栓をステントリトリーバーと呼ばれる器具(当院では、日本ストライカー社のTrevo Provueを使用しています)を使い、取り除く事で、血流を回復させる治療方法です。症状が現れてからできるだけ早期に治療する事が重要ですので、手足が動きにくい、しゃべりにくい、普段と様子が違うなどの症状に気づいた場合は、すぐに受診して下さい。

【実際に当院で治療を行った症例です】

<血栓回収療法後の血管の写真>
 血栓を取り除くことで、
血流が回復しているのが確認できる


<血栓回収療法前の血管の写真>
中大脳動脈が完全に閉塞し、
その先に血液が流れていない状態


■治療のイメージ動画 (日本ストライカー株式会社様ご提供動画)



Trevoで回収された血栓の写真

血管の中に詰まった血栓を専用の器具Trevoで
キャッチしている。

【実際に当院で治療を行った症例です】

Trevoで回収された血栓の写真

 Trevoで回収された血栓の写真


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