脳神経外科 日本橋病院は、昭和55年1月、市民の皆さまの強いご要望にお応えし、
脳神経外科を専門とする病院として設立されました。
これまで大阪市内でも数少ない脳神経外科専門病院として、
脳卒中や頭部外傷などの急性期医療に長年取り組んでまいりました。
しかし近年、医療を取り巻く環境は大きく変化しています。
高齢化の進展により、急性期治療だけでなく、療養・リハビリ・在宅支援まで含めた
一貫した医療体制が求められるようになっています。
こうしたニーズに対応するため、当院は2025年4月より、
障害者施設等入院基本料病棟として体制を再編。
急性期治療後の患者さまが安心して療養を続けられるよう、
長期療養・リハビリを中心とした医療提供に力を入れています。
当院の特徴
1. 脳神経外科の専門性を活かした医療
これまで培った脳卒中・頭部外傷などの急性期対応力を活かし、
退院後の療養やリハビリにスムーズにつなげる医療を実践しています。
2. 長期療養・リハビリ医療の充実
障害者病棟として、脳卒中後遺症や慢性期疾患を抱える患者さまに、
長期的な療養環境とリハビリ支援を提供しています。
3. 地域医療連携の強化
近隣の救命センターや基幹病院と緊密に連携し、
「後方支援病院」として転院受け入れを積極的に行っています。
また、かかりつけ患者さまに対しては、在宅医療・訪問診療とも連携し、
地域で安心して暮らせる医療体制を整えています。
4. 救急対応について
頭痛・意識障害・頭部外傷など、急を要する症状に対しては、
24時間体制で救急搬送を受け入れ可能です。
これまでの急性期対応力を活かし、緊急時にも迅速かつ適切な診療を行います。