地域の皆様へ
当院は1980年に脳神経外科専門の病院として開設され、以来40年以上にわたって地域の救急医療に携わってまいりました。脳出血や脳梗塞、頭部外傷などの急性期疾患に対応する中で、患者さんとご家族に向き合いながら、一人ひとりの「その時」に全力で寄り添ってきた歴史があります。
私はその想いを引き継ぐ二代目として、時代に合った柔軟な医療提供を目指しています。高齢化が進み、医療のあり方も「治す」から「支える」へと大きく変わる中で、当院も新しいかたちへと進化しています。
2025年度からは「障害者病棟」を新設し、急性期を過ぎた患者さんや、他では受け入れが難しい重度の障害や医療管理が必要な方にも対応できる体制を整えました。近隣の救命救急センターと連携しながら、人工呼吸器管理や意識障害などを含む“重症だけれど治療が落ち着いた方”の受け皿となれるよう、日々体制を整えています。
また、院内ではリハビリにも力を入れており、少しでも生活機能を取り戻せるよう、専門スタッフがチームで関わっています。今年度からは訪問診療もスタートし、退院後も顔の見える医療を継続していけるよう、地域の訪問看護や施設との連携も進めています。
「どこにも行けない」「受け入れてくれるところがない」そんな声に応えられる病院でありたい。医療の“つなぎ手”として、これからも地域と患者さんにとって頼れる存在であり続けられるよう、スタッフ一同努力してまいります。

